2010年4月20日火曜日

30 anos atrás

“TRIBUTO A JACOB DO BANDOLIM”(1980)
Radamés Gnattali
Joel Nascimento
Camerata Carioca 
RADAMÉS GNATTALI(Arranjos)
JOEL NASCIMENTO (Bandolim)
JOÃO PEDRO BORGES e
MAURICIO CARRILHO(Violões 6)
RAFAEL RABELLO(Violão 7)
LUCIANA RABELLO(Cavaquinho)
CELSO JOSÉ DA SILVA(Ritmo)


ジャコー・ド・バンドリン没後10年の1979年録音、翌年、丁度今から30年前にリリースされたこのアルバム。64年、ジャコーが演奏したハダメス作“オーケストラとバンドリンのための組曲「肖像」”のヘジオナル(ショーロのバンド編成)での再演、さらにハダメス自身のピアノを交えてのジャコー名作集。当時のショーロ新世代「オス・カリオキーニャス」のメンバーを中心に、ジャコーの後継者ともいわれたジョエル・ナシメントをソリストに迎え、ポピュラー、クラシックの垣根を超えたブラジル音楽界の重鎮、ハダメス・ニャタリが後ろ盾になるという、ある意味最強ユニットの誕生で、実際これ以降、カメラータのメンバー自身、更に彼らに続く若手たちの手によって、ハダメスの示唆した様々な手法を基に、ブラジル伝統音楽ショーロは新たな展開をみせることになる。
で、リオだかサンパウロだかのレコード店でこのアルバムと出会い、友人に借りたポータブルプレイヤーで毎日のように聴きたおしながら、10年後には自分もこんな音楽ができるだろうか、とか漠然と思っていたのだった、そういえば。
その10年後に、CHORO CLUBで1stアルバムを出すことになるとはもちろんその時は思っても見なかったわけだが…あ、関係ないですね。


2010年4月1日木曜日

弦トリ…?

先日、某レコーディングスタジオにて。


バンドリンのメロディにカヴァキーニョのバッキングというひとりダビング。
まずはサクっとバンドリンを録りまして、続いてカヴァキーニョ…

なんですが、これが難題、ウルトラC。まぁぶっちゃけ、コレ弾けないかも、という状況に。






で、窮余の策でカヴァキーニョのパートを2分割。



1st Cavaquinho と







2nd Cavaquinho


コードを単音に分けて、弦カルならぬ弦トリ アレンジに変身!してみたら、
これがなかなか。プレイバックを聴く限り、結構イケてるかも。
ネオ・ショーロ風?カメラータ・カリオカみたい!(言い過ぎだ)





ひょうたんから駒、なのか?
結果詳細、お知らせできるようになりましたら、また改めて。